未だに、詳しく素性が判らないサディスティックなの女性と仲良くしていただいていた。 同世代の素敵な女性で、少し飲んだ後に二度ほど家におじゃまさせて頂く機会に。 この方とお酒や食事を共にすることは何度もあったけれど、私との距離の取り方が絶妙。 彼女が私に接するときは妙に距離が近く、膝に手を置いたりするけれど、私が近づこうとすると距離を置いてしまう。 深夜まで飲んでしまったりすると、二の腕でアクシデント的に触れてしまったかのように私の興奮状態を確認したりしていた。 私が膝に手を置くと、数秒後にはスルリとその手の届かない位置に移動してしまう。
そんな日々が何度かあり、眠くなったので部屋まで送って欲しいと囁かれました。 彼女はシルクの短いワンピースのまま、眠くなっちゃったと言ったきりベッドで壁を向いたまま横に。 これ、常識的にGO! サイン! 背中に寄り添うようにベッドに入り彼女に触れてみる。 寝たフリをしているようだけれど、嫌がる素振りは全く見せない。 というか、酒豪です、1000%寝てません。 この程度で酔いつぶれる人じゃ有りませんから。 「ふっと」とか声出したりしてるし..。
なんとなく、膝にキスをしてみると、上から見下ろす彼女と目が会いました..。 人を見下すような残忍な目付きで冷たく眺めていました。 その瞬間、ベッドから突き落とされて「ちょっと何してんの!!」とマジギレ。 私の興奮状態マックス! この状態で、イキナリです。 しかも、言葉の強さとは別に、目が爛々としていて楽しんでいるのが感じられるような熱い視線。
急に怒られ、私はとっさにいけないことをしてしまったという後悔と、興奮している自分自身に恥じいる状況に一瞬でたたき落とされました...。 誇張抜きに何も出来ず、罵られてたたき出されましたよ! 「最低ぇ~!」と罵られながら、部屋の外へ追い出されました。
目の前で「バーン!」と閉まるドア。 唖然としつつ、トボトボとエレベーターに向かうと、もう一度扉が開きました。 彼女は意地悪そうな目で私を見つつ、「電話待ってるから~」と優しい声。 パニックになっている私をきちんと確認すると、ドアが閉まり何もなかったような静けさ。
人の欲望を掻き立て、その気持を奈落にたたき落とすことで目が爛々と輝き出す素敵な女性。 素敵すぎました。
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