2012/08/07

マゾヒズムとサディズムのポールシフト ~ サディズムへの挑戦 ~

まずい事になった..。 一本の電話から、この話は始まらない。 

ある女性と切なく甘い関係になった。 何度か、肌を重ね合わせるとドロドロと深い湖に沈んでいくような感覚を感じるようになった。 次第に、私の性的倒錯感が眠りを覚ましてしまった。 その女性は、ある分野において類まれなる才能を発揮して数十人の人たちの指揮して物事を成功に導くための仕事をしている。 1秒でも人の到着が遅れたり、物事が予定通りに進まないと不機嫌になるようなタイプの女性だ。 会話や肌を重ねると、彼女もまた性的に倒錯している事を感じることができた。 恐る恐る、どのような性癖を持っているのか確かめる内に彼女がマゾヒストであると考え至った。 何故だ..。 いや、彼女の性癖なのだから、何故と考えることすら無駄だと気づくのに12秒程度しか要さなかった。

ここにできた構図はマゾヒスト女性 VS 隠れマゾヒスト男性。 この自体を打開するために、私は適当に物事を考えて適当な結論に達した。 私がサディストとしてこの女性と接するのはどうだろうか..。 隠れマゾヒストな私には、幸いにも優秀で経験豊かなサディストのアドバイザー達がいた。 数時間に渡る対策会議と調教の指針のアドバイス(かなり偏っていたような気がするが..)を頂き試行錯誤が始まった。そして、彼女を完全体へ覚醒させるために静かに物事は進行していった。 

「あのさ、縛ってもいいかな..。」と私が聞くと、いいよどんな縛り方がいいのとか普通に答えられてしまった。 こんな風にしたいなと言うと、私は彼女をサラリと後ろ手に縛り上げ目隠しをしてベッドの上に転がしてみた。 彼女は満足そうに拘束感を楽しんでいる。 プレー直前のヒアリングから、彼女がしたことがあるのはベッドに手錠をかけられてSEXを楽しんだことがある程度という事が判明。 その時の彼女の欲求は不完全燃焼だったようだ。

私自身が拘束され、視覚を奪われた時に何をされたいのか考えた。 彼女の五感の一つを奪い、上半身を拘束。 ゆっくりと時間をかけて、太ももに手をはわせて見たり、乳首をつねってたりししばらく気配を消して突然足の指を丹念に舐めあげて感覚を鋭敏にしていく。 時々、刺激を与えるのを止めて次はどうされると思うかを自らの言葉にするように誘導してゆく。 問いかける私の質問に「判らない」と答えると、罰として私は彼女を放置し部屋を出て煙草などを吸って戻ってくる。 上半身を拘束され、視覚を奪われたまま独りで何をされるのかを考えている彼女の側に戻り羽のような軽さで太ももの内側を優しく刺激しながら答えが出たかと問いかける。 正直、この問いかけに答えはない。 この状態に追い込まれた彼女と思考の方向性が被虐性を高める方向であり、心地いいものであることへ誘導するのが目的だったからだ。

彼女は戸惑い、初めは「入れて欲しい」と言う。 そんな簡単な答えを求めていない事を伝えると考える時間を与え、同じ事を問いかける。 これをくりかえす内に、彼女は少しずつ理性の鱗が剥がれて具体的に答えるようになってくる。 「後ろから胸を強く掴まれると思う」、「無理やり足を開かされて..。 #$%"&を触られる。」と徐々にされたい事の具体的な内容を自らの言葉で話すようになった。 まだ、彼女の性器に一切触れていないにもかかわらず白濁した液体が膣からがしたたるようになっていた。 されたいことを言葉で伝えさせ、されていることを詳細に説明するように言うと面白いように自我の鱗が剥がれ落ちていく。 自分で開いた足は、命令してもいないのに、閉じることは全くない。 私は彼女がどんな痴態を晒しているのか全て見えているのに、自分でその姿を想像することしか出来ないことを何度も耳元でくりかえす。 この状態で、クリトリスなどを優しくなでたり、指を入れてすぐに止めてしまったりすることを繰り返すと「しゃぶらせてください..」と懇願するようになった。 仰向けで足を広げたまま、縛られていた彼女を横に引き倒すと開けた口に私自身のものを容赦なく突っ込んだ。 再び、どうされているかわかるか問いかけるが、喉の奥まで口の中を犯された口では何を行っているのかわからない。 よく聞こえないが面白いので、さらに喉の奥へと私は突き立てた。 苦しそうに不自由な体を反らせて苦しんでいる姿十分に楽しんだ後、喉での奉仕から彼女を開放した。 十分に奉仕した彼女は犯されると思っているようだったが、私は彼女の性器に中指を一本だけ挿入し繰り返し、繰り返し絶頂に導いた。 普段のSEXでは聞くことの出来ない大きな声をあげ、潮を吹いているのか漏らしているのかわからないほどシーツに大きなシミの上にからだを横たえていた。 散々、強制的にいかせ続けられた彼女のからがぐったりと弛緩しているのを確認してから目隠しを外した。 抵抗する体力すら残っていない彼女を容赦なく犯し始めた。 膣から大量の分泌物と、潮や尿を流しながら涙を流している。 同じ体勢で犯し続けるのも面白く無いので、うつ伏せにし尻を高く上げるように言うと背後から再び犯し始め、無防備に晒されている肛門に二本の指を入れてみた。 膣を出たり入ったりする私自身のものを内臓の薄い壁を通して肛門の中に入れた指が感じることが出来る。 ひと通り犯した後、私は彼女からからだを離しシーツのシミの上に横たわる姿を眺めた。何もされていないのに、時々からだをビクッと痙攣させている。 脳内で、まだ犯されている感覚が残っているのだろうか..。 乳首をつねってみると、大声で喘ぎ再び呼吸が荒くなる。 そんな夜を過ごした。

翌日の夕方に酷い痴態を晒していた彼女にメールをした。 昨日が私しか見ることが出来ないこと、見せてあげられないことを非常に残念だということを何度も丁寧に説明した。 その後、彼女に目が見えない時にどんなことを考えていたのかメールで詳細に説明させようとした。 視覚を奪われて経験したことは、目を瞑る事によって最体験することは容易にできるようだった。 恥ずかしがって詳細に語ることが出来ない彼女に直接聞いてもいいかなとメールを打ち、直後に携帯を鳴らしてみた。 メールで追い詰められていた彼女は、とっさに電話に出てしまった。 心臓を鷲掴みされるような気分だったと彼女は答えた。

追い込んでいくのも面白いと感じた... がっ! 正直、自分が追い込まれたい..。 マゾヒスト女性 VS 隠れマゾヒストのプレーはこのような結果になった。

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